タックパック
定温輸送パッケージ TACPack(タックパック)は、潜熱蓄熱材 PATTHERMO(パッサーモ)と発泡ポリスチレン等の断熱素材を用いて設計製造した断熱容器を組合せたパッケージシステムです。
TACPack(タックパック) PATTHERMO(パッサーモ)
パッサーモに関する詳細は『こちら』へ(外部サイトへ移動します)
TACPack(タックパック)は、断熱容器により外気からの熱流入を小さくし、更に断熱容器内に搭載したPATTHERMO(パッサーモ)が移動した熱エネルギーを授受し断熱容器内の温度を一定時間、定めた温度領域を保持することを意図して設計されています(右図参照)。
当社はTACPack(タックパック)を製造販売する玉井化成㈱の販売代理店であり、㈱カネカの子会社である玉井化成㈱は、-40℃以下、-20℃以下、2-8℃、15-25℃、35-38℃のTACPack(タックパック)をラインアップしております。
下図は、TACPack(タックパック)の社内試験結果の抜粋です。
25℃環境下で2-8℃(TACPack内)を 84時間維持 |
5℃環境下で15-25℃(TACPack内)を 160時間維持 |
※上記は玉井化成㈱の実測データの一例であり、保証値ではございません。
カネカグループは、断熱容器、潜熱蓄熱材の一貫した製造体制と豊富なパッケージ設計ノウハウを活用することで、様々な定温輸送パッケージソリューションを提供致します。
〈定温輸送パッケージ設計フロー〉 |
さらに、関西国際空港にある医薬品専用定温倉庫(KIX-Medica)を活用した TACPack(タックパック)の梱包サービスも提供しております。当社は、KIX-Medica内に専用の恒温槽を所有しており、所定の温度帯に調温したPATTHERMO(パッサーモ)をTACPack(タックパック)に組み込むことができます。
TACPack(タックパック)の梱包サービスの詳細情報はこちら
また、PIC/S GDP※におけるバリデーションに対応した提案ならびにクオリフィケーションに対応可能です。
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※PIC/S(Pharmaceutical Inspection Convention and Pharmaceutical Inspection Co-operation Scheme)
:医薬品査察協定及び医薬品査察共同スキーム
※ GDP(Good Distribution Practice):医薬品の適正流通基準
定温輸送パッケージ TACPack(タックパック)の商品カタログは『こちら』へ(外部サイトへ移動します)
潜熱蓄熱材、定温輸送パッケージソリューションに関する問合わせは『こちら』へ
カネカ 潜熱蓄熱材 PATTHERMO(パッサーモ)について
カネカ 潜熱蓄熱材 PATTHERMO(パッサーモ)は、融解温度が約‐50℃~+50℃までの温度領域となることを意図して設計されています。
PATTHERMO(パッサーモ)は、発泡ポリスチレン等で成型された断熱容器と組み合わせることで、医薬品、医療機器、試薬、化学品、精密機器、細胞等様々な製品の物流資材「TACPack(タックパック)」として用いられているばかりでなく、輸送以外の用途でもご使用いただいております。
パッサーモに関する詳細は『こちら』へ(外部サイトへ移動します。)
(免責)
当社は、本ウェブサイトの記載内容のいかんを問わず、本製品の性能および品質を保証しません。また、本製品の取引は、現状有姿による売買であり、本製品に不適合、不完全その他の瑕疵(隠れた瑕疵を含む)があった場合でも、なんら責任は負いません。
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*PATTHERMO、TACPackは、玉井化成㈱および㈱カネカの登録商標(共同権利)です
*PATTHERMO\パッサーモは、玉井化成㈱と㈱カネカの登録商標(共同権利)です
*TACPack\タックパックは、玉井化成㈱と㈱カネカの登録商標(共同権利)です